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今の会社を知ったきっかけと、選んだ決め手は何ですか?
昔とあるフィットネスクラブに勤めている頃、通われていたお客様にかつての道央佐藤病院の事務長がおり、「精神科の患者さんに運動を教えてほしい」と声をかけられたのがきっかけで、最初はデイケアわかくさでエアロビクスを指導する事になりました。 その時間を通し、精神科の患者様を支える仕事というものに興味を抱き、「デイケアわかくさで働きたい」と強く思い、入職に至りました。 看護師を目指したきっかけは就職後です。 デイケアに勤めて5年目、「今の自分の感性だけでは、病気を持った方達のケアに限りがある。もっとちゃんと患者様を見たい、患者様と向き合いたい」と考え始め、どうしたら良いか職場で相談したところ、当時の上司から「だったら看護師になればいいんじゃない?」と助言をもらったのが始まりでした。助言を受けたその時は看護学校の入学試験が間近だったので、大急ぎで勉強しましたが無事合格でき、デイケアのお仕事と両立しながら看護学校へ通って准看護師になりました。その後、病院の病棟へ異動し、看護師へとステップアップしました。
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この仕事で嬉しかったことは何ですか?
うつ病の患者様でご家族様からの支援がなく、入院する事で環境が変わり、希死念慮や自己の喪失といった症状がある方に根気よく話をして想いを表出して頂けるよう関り、退院になった事。その患者様が元気に社会生活を送っていると病院にまで報告に来てくれてる事が、今までで一番嬉しかったです。 退院した後も、名前を覚えてもらえるというのは嬉しいです。
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この仕事で大変だったことは何ですか?どう乗り越えましたか?
精神症状の悪化している状態ではありますし、病気であることも分かった上で、それでも患者様からの心ない言葉に辛さを感じる場面もあります。 自分自身のスキルの無さもあるため、スキル向上が必要と感じました。次に、府の感情を持ち込まないために、チーム内で相談し対策を考え取り組んでいきました。 職場のスタッフは機敏な方が多いので、スタッフや患者様のちょっとした動向や様子にも敏感なので積極的に声をかけてくれます。
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今の職場の良いところは何ですか?
職員間の関係性がとても良く、意見を出し合い支え合い、患者様の看護に取り組んでいるところです。 「大事に育てたい」という思いが強く、新しく入った職員にも積極的に声をかけていきます。「なんでそんな事もできないの!」なんて事は基本的に言わない職場です。
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一般の方を相手に行うエアロビクスのインストラクターから、精神科デイケアでエアロビクスを教える仕事に就いたときの印象をお聞かせください。
エアロビクスも精神科デイケアも、相手が人間であることに変わりはないので、抵抗感のようなものはなかったです。むしろフィットネスクラブと違って、自らエアロビクスをやろうと思って来た訳ではない人達に対しやる気を引き出して楽しく運動してもらうかといったプロセスにやりがいと楽しさがありました。精神科の病気を持っている方々の反応はすごく純粋で真っすぐだったのが新鮮で、会話も普通です。自分の言動一つで相手が変わっていくのにも感動したし、一緒に過ごしていく時間の中で「精神科って面白い」と思いました。精神科に勤めるために看護師になった感じですね。
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一般的に難しいイメージを持たれる「精神科」という病棟で働くにあたって、どんな方が向いてると感じますか?
「精神科」は普通の内科とかの診療科と大きく異なり、はっきりとしたゴールが見えない、果てしない、ずっと治療が続いていく、ずっと同じ患者様を相手していく…一般の医療現場から見ると特殊で、だから難しいと感じる環境なのかもしれません。でも私自身、そういった精神科でのお仕事にはやりがいを感じているし、楽しいです。 現場に立ち、日々患者様と接し、患者様を見ているのが強みだと思います。 患者様と向き合うためにも、コミュニケーション能力が高い人、患者様とのおしゃべりが好きな人、あるいは、相手が病気であることを割り切れる人、「この人は今なぜ苦しんでいるのか」を理解できる人…そういった方々が適していると思います。
9:00 | 朝礼・チームミーティング |
9:10 | 朝の体操参加の声かけ |
9:30 | AM捕食の提供
OIVのセット ADLの介助 Ba挿入者のHr 陰部洗浄 |
11:15 | フローシート記入 |
11:45 | 昼食準備・見守り・介助 |
12:30 | 昼休み |
13:30 |
DIV管理 Ba管理 |
14:30 | PM捕食の提供 |
16:00 |
SOAP・フローシートの記入 |
17:00 | 終業 |