薬事功労者として栄えある受賞
素直に驚きました。
推薦して頂いたのが苫小牧病院薬剤師会でしたので、北海道病院薬剤師会の他支部からも推薦者があるものだと思っておりました。
当院での勤務も37年になりますが、長い間皆さんとチーム医療で精神医療に携わることができたこと、病院薬剤師会でも素晴らしい仲間と多くの取り組みができたこと、
樽前小学校の学校薬剤師として環境衛生に努める仕事も30年目となったことなどが評価されたと思います。
ですが、私自身は与えられた仕事を当たり前に、ただ実直に向き合ってきただけなので、もっと評価されるべき方は沢山いると思います。
受賞につながる思いは全くありません。
たぶん受賞とは関係が薄いと思いますが、私がやってきたことの中では日本病院薬剤師会の精神科病院委員会で、
中央社会保険医療協議会に提出する資料を作るためのデータ収集していた時期が、とても大変だったので印象深いです。
病院薬剤師の訪問を診療報酬とするための仕事でした。実りませんでしたが。
基本、普通に薬剤師です。
当たり前のことを偽りなく実直に。
基本的に中心にいるのは患者さんであり、薬以外の治療を十分考慮した上で、薬を使うときにはメリットデメリットを追求するように心がけています。
院内の仕事であれば、感染症や褥瘡など、薬剤部へのコンサルが日常となっている業務はやりがいがあります。
まだまだですが、このような薬剤部のレベル向上に頑張って参ります。
道央佐藤病院に入職したきっかけは、結婚を機に調剤薬局を退職したためです。
当時の薬局長と、自分が退職した薬局に勤務していたのちの「市民薬局の薬局長」が勤めており、魅力的なメンバーでした。
全く変わりました。
薬剤師が病棟で服薬指導をすることに診療報酬がついて間もないころですので、病棟業務が始まったばかりでした。
病棟にいることがなかった薬剤師が、今やいて当然になったのですから大きな変化です。
病院からの信頼を頂けたこと、薬剤部としての方向性を理解して頂いたことが大きいです。
支えになるものは患者さんですかね。
定年退職だと言ったら「辞めないでって」言ってくれる患者さん。
早くに薬局長になったことは転機でした。35歳で薬局長になって、そこから無茶苦茶勉強しました。
後ろに誰かいるから逃げてた、逃げられなくなった自分に気が付いたのでした。看護学校で解剖生理の講義を任されたのも勉強になりました。
変わりありません。
いつまでも未熟な性格を何とかしたいと思っています。
「薬は諸刃の剣」、的確が困難な診断・評価、精神科薬物療法には視点を広げた解釈が必要であり、多職種での関わりはとても重要です。
患者さんに関わる多くの医療者の気付きが治療のために必要だと思っています。
約40年にわたり薬剤師として数々の功績を積み重ねてこられた柳薬局長。
今回のお話で特に印象に残ったのは、豊富な経験と実績をお持ちでありながら、決して現状に満足せず、常に学び、物事を突き詰めていこうとする姿勢でした。
長年の経験があってもなお、ご自身を未熟と捉え、より良いものを追求し続ける向上心に深く感銘を受けました。
今回の取材を通して、経験を重ねることだけでなく、学び続ける姿勢の大切さを改めて感じました。
このたびは北海道社会貢献賞のご受賞、誠におめでとうございます。